津山市 観光振興課

　課題・背景　
「歴史と文化に誇りを持ち、観光都市としての発信する津山へ」というビジョンを掲げている津山市では、その一施策として、台湾人をメインターゲットに、津山市の魅力を発信するシティプロモーションを数カ年計画で展開していくことを構想しています。そこで、台湾人のF1層(２０～３４歳の女性)をターゲットとした津山市の認知拡大と、海外との航空路線復活後の誘客増加を図ることとなり、シティプロモーション事業が開始されました。 

　ソリューション　
日本航空株式会社岡山支店と連携。台湾・香港・ASEAN を中心として月間に最大270 万人以上もの日本に興味を持つ外国人消費者にリーチすることができる日本紹介メディア「 FUN! JAPAN 」を活用して、台湾人向けに津山市に対する観光意識調査を実施しました。また、ビザビでは、台湾人の女性向けに観光パンフレットを制作。２０２２年度に予定する台湾と津山市の交流イベントに向けての調査と提案も行いました。 

　結果・効果　
この事業のターゲットは、台湾人のF1 層（ 20 〜 34 歳の女性）に設定していることから、制作したパンフレットに、同年に実施した、全国に 1 万人以上の会員を持つカメラ女子のコミュニティ「camell(カメラガールズ)」のツアーで撮影した写真素材を活用することができました。一方、日本語版のパンフレットも制作。各地の自治体が出展して観光の PR を行った展示会で、岡山県内の自治体で最も早く配布終了となるなど、来場者、クライアントの双方とも好評でした。その他、日本航空のネットワークを活かし、日本国内のハブ空港はもちろん、台湾の空港や大手旅行代理店の窓口などでも配布。スケールの大きな展開となりました。